2A夕暮れのいたう霞渡るほど、つらつき、いとらうたげなる若草の若紫の髪をかきなでつつ、この尼君、 ◆ねび行(ゆ)かむ 行く末(すゑ)知らぬ 初草を 見送る露ぞ 見つる先無き 【現代語訳】夕暮れのひどく霞が辺りに掛かる時に、お顔付きがいかにも愛らしく、若い芽吹きの感じの若紫の君の髪を掻き撫でながら、この尼君の詠んだことは、◆これから成長して大人になる将来のことは今分からない、この幼い孫の若紫の君だ…
俳句・短歌
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『シニア世代のための「万葉集百人一首」』【第2回】松原 龍一郎
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『秘められた真序小倉百人一首』【第2回】野田 功
百人一首の謎解きにあなたも挑戦!並べ替えで現れた全体像とは
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『夢は枯野をかけめぐる 風羅坊・松尾芭蕉』【第2回】山城 利躬
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『四季の華』【第2回】かとう なお
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『句碑と遊ぶ』【最終回】松下 与志子
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