崇徳院もよほされたる歌会に恋のあはれを詠みて遺せり

 

瀬を早み岩にせかるる滝川の割れても末に逢はむとぞ思ふ

崇徳院   *百人一首七十七番。

 

すがたよしみめよき得子鳥羽院の眼にとまり入内され給ふ

*藤原得子、永久五年生まれる。長承(ちょうしよう)三(一一三四)年一月五日、鳥羽院のお側に仕える。十八歳。

※本記事は、2013年2月刊行の書籍『花と散りにし』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、再編集したものです。