幼少期の思い出、家族のルーツ、終戦後のアメリカ統治の沖縄での生活、獣医学を志すも、医師に転身し、沖縄県医療の発展に尽くした著者の半生を、前著『ひたすら病める人びとのために 上巻』の内容にも触れながら詳しく掘り下げた下巻。