佐野 語郎

雪女とオフィーリア、そしてクローディアス

ISBN 9784344923805 判型 4 - 6 325ページ
雪女とオフィーリア、そしてクローディアス

「演劇のもつドラマ性とクラシック音楽の表現力、歌唱による日本語の美しさと演技の魅力を広く知ってほしい!」 日本語によるオペラの愛好者でない人でも楽しく読めるように、雪女の伝説とシェイクスピアの代表作『ハムレット』を素材としている。脚本と楽譜と上演記録を掲載した一冊。 上演の再現として、作曲家の言葉・舞台写真・客席からの声を、さらに掲載作品に関する論評と「東京ミニオペラカンパニー」というオペラユニットの紹介も掲載している。 東京ミニオペラカンパニー公演の vol.1『悲戀~ハムレットとオフィーリア』、vol.2『雪女の恋』上演全記録、 プラス新作書き下ろし脚本『クローディアスなのか、ガートルードなのか』所載。 脚本(全3篇)と楽譜(上演作品より各5曲)、初演資料(指揮者・演出家・脚本家の言葉/客席からの声/舞台写真/上演記録)、作曲家の言葉、出演者の言葉、論評、プロデューサーの言葉などを収録。

価格:1200円 +税

目次

  • はじめに 佐野語郎
  • 第1章 脚本
  • 小歌劇『悲戀~ハムレットとオフィーリア』
  • 歌劇『雪女の恋』
  • 喜歌劇『クローディアスなのか、ガートルードなのか』
  • 作品解説 佐野語郎
  • 第2章 上演
  • 東京ミニオペラカンパニーvol.1
  • 『悲戀~ハムレットとオフィーリア』一幕
  • 上演記録
  • 作曲家の言葉 水沼寿和
  • ❖プログラムから
  • 音楽演劇『オフィーリアのかけら』から
  • ミニオペラ『悲恋~ハムレットとオフィーリア』へ 森 佳子
  • ❖客席からの声
  • 公演当日アンケートより
  • 東京ミニオペラカンパニーvol.2
  • 『雪女の恋』二幕
  • 上演記録
  • 作曲家の言葉 鳥井俊之
  • ❖プログラムから
  • 新作オペラ『雪女の恋』―演出の仕事 十川 稔
  • 静寂の中から聞こえる音~『雪女の恋』初演に寄せて 佐藤宏充
  • 新作オペラ『雪女の恋』―脚本・詞 佐野語郎
  • ❖客席からの声
  • 『雪女の恋』の不思議な融和的空間について 北山研二
  • 公演後に寄せられたメールより
  • 第3章 東京ミニオペラカンパニーの仕事
  • ❖プロデューサーの言葉
  • 東京ミニオペラカンパニーの誕生 佐野語郎
  • ❖出演者の言葉
  • 『雪女の恋』~心動くドラマを伝えること 宮部小牧
  • 佐野さんと作ったオペラ 藪内俊弥
  • 『雪女の恋』という旅 加賀ひとみ
  • 幸せな時間 布施雅也
  • ❖総論1
  • 『雪女の恋』から
  • 『クローディアスなのか、ガートルードなのか』へ 森 佳子
  • ❖総論2
  • 喜歌劇『クローディアスなのか、ガートルードなのか』の
  • 重層的構造について 安田比呂志
  • あとがきに代えて 佐野語郎
  • <巻末付録 楽譜>
  • 『悲戀~ハムレットとオフィーリア』より   作曲=水沼寿和
  • 『雪女の恋』より 作曲=鳥井俊之

掲載記事

著者紹介

佐野 語郎
日本演劇学会会友
劇作家・演出家、童話作家

佐野 語郎

神奈川県 横須賀市出身。早稲田大学 第一文学部 文学科 演劇専修卒業後、慶應義塾大学 文学部講師を経て、東京ミニオペラカンパニープロデューサーへ。 作・演出に『音楽演劇 オフィーリアのかけら』(2008新宿・シアターサンモール)、『Shadows~シャドウズ〈夏の夜の夢〉に遊ぶ人々~』(2010北沢タウンホール)、『全体演劇 わがジャンヌ、わがお七』(2012両国・シアターX提携公演)、オペラ『悲戀~ハムレットとオフィーリア』(2016虎ノ門・JTアートホールアフィニス)、オペラ『雪女の恋』(2019東京文化会館小ホール)ほか。出版に『ほしのこ ピッカル』(ひさかたチャイルド)、『せかいのおはなし』(学研)、『雪女とオフィーリア、そしてクローディアス 東京ミニオペラカンパニーの挑戦』(幻冬舎メディアコンサルティング)ほか。 日本演劇学会研究発表に「単位制総合高校における演劇の授業」(関西学院大学)、「戯曲にみる聴覚効果と音楽演劇の多層性」(大手前大学)ほか。