あつき日を槐の花はほの白く
地を染むるまで風に散りゆく

 

暑さなほきびしかれども絹雲の
かかる青空は秋立ちにけり

 

秋潮にそだちし牡蠣の大粒の
揚げたてフライわれはよろこぶ

※本記事は、2014年2月刊行の書籍『歌集 忘らえなくに』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、再編集したものです。