青芒・大葉子・どくだみわが庭に
 猛くしげりて匂ふ六月

 

移り気の多き人の世に咲き出でて
 白百合きよくにほひたちくる

 

梅雨あけて日照りはあつしみづみづと
 若き葡萄の房は垂れたり

※本記事は、2014年2月刊行の書籍『歌集 忘らえなくに』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、再編集したものです。