太股にどしんどしんと四股を踏む
家内をあばれわれに迫り来

 

なまはげの荒ぶる所作に泣きやまぬ
児を抱きながら親は耐えをり

 

なまはげの蓑より抜け落つ藁くずも
ありがたかりき掃かず留め置く