刀身はさらに研師にゆだねられ
 波うつやうな刀文あらはる

 

ひとすぢの刀文流るる刀身の
 妙なる反りに人は魅せらる

 

歳月を経ては研がるる刀身に
 また光沢のよみがへる

※本記事は、2016年7月刊行の書籍『歌集 旅のしらべ 四季を詠う』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、再編集したものです。