この論文報告を知ったことにより父は、酸性腐敗便中に産生される両発作の根本原因物質はチラミンをはじめとする交感神経類似アミン類、さらには、交感神経類似物質のアドレナリンであるという強い確信に達することができたのです。

そして、このことによって、自らの「酸性腐敗便学説」は科学的に十二分な根拠を持って裏付けられたという強い確信を得ることができたのです。

なお、酸性腐敗便産出・吸収がごく軽度の場合にはメチルドパ水和物(商品名「アルドメット」)という薬が治癒効果を現すことを、両発作患者に対する治療の中で父も確認しています。

しかしながら、重篤な両発作の場合には、その発作の根本原因物質であるタンパク性アミン類を、すみやかな浣腸の実施によって一刻も早く体外へと排出する以外には、この薬を含むいかなる薬剤を用いても生命を救うことができないことをも父は確認しています。