不倫の何がいけないの?

安本丹
出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
発行年月:2020年9月1日
ISBN 9784344929906 判型 4-6306ページ
価格1,500円+税
恋に落ちること、それは事故に遭うようなものだ。
いつ、どこで、誰の身にそれは降りかかってくるか分からない。
誰にも止めることができない。
出会ってしまえば、それは運命である。

 

ある人妻が切なくも激しく追い求めた、真実の愛とは――。
目次
  1. プロローグ
  2. 第一章 ヒロキ
  3. 第二章 雄太
  4. 第三章 ハギ
  5. 第四章 主従関係
  6. 第五章 結婚
  7. 第六章 デキ婚なんてありえない
  8. 第七章 子供ができるということ
  9. 第八章 結婚の理想と現実
  10. 第九章 十年ぶりの恋
  11. 第十章 バレンタインデー
  12. 第十一章 インフルエンザ
  13. 第十二章 コップの水が溢れるとき
  14. 第十三章 誕生日
  15. 第十四章 不動産屋にて
  16. 第十五章 三月十九日
  17. 第十六章 『雪やこんこ あられやこんこ』
  18. 第十七章 近藤さん
  19. 第十八章 いつもと変わらぬ朝がきた
  20. 第十九章 ヒロインになれなかった私
  21. 第二十章 本当に好きな人としかセックスができない
  22. 第二十一章 静かな部屋で
  23. エピローグ 月夜

掲載記事

著者詳細

安本丹
愛知県出身。母親の自殺、父親からの金銭搾取、また祖父のアルコール依存、継母の暴力など、荒んだ家庭で育ちながらも、己の境遇には決して屈しない強い精神力で少女時代を軽やかに生き抜く。
大学中退後は海外を放浪。その間の旅行記が某旅行サイトで取り上げたられたことがきっかけで、本格的な執筆を開始する。独自の感性と価値観で、ステレオタイプ化する世の中に警鐘を鳴らしたいとの想いから出版を決意。恋愛、性、そして家族という普遍的なテーマを元に、人間の本質に鋭く切り込んでいく。
現在は温かい家庭にも恵まれ穏やかに暮らす一方で、小説という媒体を使った復讐を日々画策している。