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令和21130日号第182回
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残間 昭彦

ありがとうをもう一度

ISBN 9784344928930 判型 4-6 294ページ
ありがとうをもう一度

元看護婦の母が決めた最後の選択は、誰にも助けを求めないことだった。
末期の全身ガンと診断された母にとって、為せる術といえば時を待つ事より他は無かった。その数ヶ月後、どうしてか、それらのガンは消えた。しかし、その奇跡は頭にまでは届かず、脳腫瘍という悪魔の巣くうに任せた。 そして、当初より、一切の延命治療を拒んでいた母が、或る日「怖い、怖いのよ……」と、私の胸に泣きすがった。生と死を見つめるとは。時の経過と症状の進行に伴い心と思考はどう移り変わるのか。 心情と季節により変わる安曇野の自然を重ねながら、母の命と対峙した1年間を情感溢れる短歌とともに書き綴った随想録。

価格:1200円 +税

目次

  • 緒言 オルゴールがおわるまで
  • 前哨 旅立つ支度
  • 第一章 青天霹靂 ─── あと337日
  • 第二章 天の配剤 ─── あと188日
  • 第三章 一閃の灯火 ── あと32日
  • 結文 オルゴールがおわる刻

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