鷹嶋 ちた

茶道家
1957年生まれ
大学生の際、在籍していた合唱団の一員として渡欧、バチカンにてローマ教皇パウルス6世にパレストリーナのモテットを献唱
趣味、合唱、能楽(謡・仕舞・小鼓など)

掲載記事

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書籍

  • 海渡るフォルトゥーナ
    鷹嶋 ちた
    出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
    織田信長が台頭した天正の世、キリスト教の布教のため黒人従者のマトぺ(弥助)とともに日本に赴いたイタリア人巡察師のヴァリニャーノ。その心には常に、ローマ教会音楽を確立させた音楽家・パレストリーナの教えがあった。
    時を同じくして、千宗易(のちの千利休)は「御茶湯御政道」によって時の権力者たちの信頼を勝ち取りながらも、万人が分け隔てなく楽しめる真の茶道を追求していた。
    信じるものは異なっていても、安寧な世を求める心は等しい。波打つ時代の狭間で両者の心が邂逅するとき、海を越えて歴史が大きく動き出す――。
    日本と西洋が出会った天正の時代を情緒豊かに紡いだ歴史物語。