河辺 理埜

1959年長野県生まれ。
短大卒業後40年の地方公務員生活を経て、60歳から通信講座で小説の初歩を学んだ。
初めて完成した作品が「スノードロップの花束」。
3作品は少しずつ色合いが違うが、いずれも地方で働く女性が、
出逢いや別れ、迷いや悲しみを経験しながら自分らしく前を向いていく姿を、 日常の風景のなかに描いた。

掲載記事

書籍

  • スノードロップの花束
    河辺 理埜
    出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
    【スノードロップの花束】
    地方の建設会社で総務課長として働く穂波は、
    カナダから来た10代の姉弟を自宅に2週間ホームステイさせることになった。
    彼らと関わるうちに学生時代の記憶がよみがえり、今までの人生の折々を振り返る。
    2週間が過ぎて仕事の新しい局面を迎えたとき、穂波は次の選択を迫られていた——。

    【マドンナの娘】
    若い頃「マドンナ」と呼ばれた美人の母を持つ美琴は、父親似と言われることが悲しかった。
    やがて自分のアイデンティティを見つけて社会人になった美琴は、
    絵画教室に通い始め、成り行きで誕生祝いをしてもらうことになった。
    自分の弱みを告白するというゲームを通してお互いの家庭や経歴を知り、美琴には思いがけない展開となる。

    【真夏の落果】
    5歳年下の弟の諭が急性骨髄性白血病で入院し、
    布由子は自分の生活に追われながらも東京へ度々見舞いに行く。
    頼みの骨髄移植はかなわず、別れた妻子との関係性にも苦しむ諭は沙織に支えられて闘病を続ける。
    最先端医療の一端に関わる仕事に就いていた諭の運命は希望と失望に揺れ、布由子は奇跡を願うが……。