生きている人の声まで聞こえる…?

2017年になり、いろいろ亡くなったと思われる人の霊たちに質問した。しかし、よく確認したら生きている人だったのである。あれ、これはなんだ? 私がただ単に思い込んだだけで、霊が現れるのかと思った。この経験で、これまで霊体験でご先祖霊がいると思って驚いていた私は、考え方が変わり、霊とは人の思い込みで現れるのだろうと思った。

生きている人、亡くなっている人無関係に出るのだ。まあ、あの人は嫌いだなあとか、苦手だなと思っている人の霊は無理である。初めから聞く気が起きないのである。好きな人は聞くことができる。

2017年秋になると、完全に頭の中に声が聞こえるようになった。春、夏でも聞こえたのだが、たまに男性の声で神秘的に聞こえ、時には神様の声かと思ったのである。

また、そのころ神霊界についても質問すると、殺風景なところという返事があった。自転車の後ろに子供用のいすを付けて、一番下の息子を載せて、利根川の堤防で自転車に乗っていると、利根川の河川敷を見て「霊界だ。霊界だ」と頭の中に聞こえたのである。これが霊界か。草だけが生え広がっているような世界である。

2017年秋から聞こえる声は、男性・女性の声である。親しみを感じる声である。

この年の11月は、宗教団体の2日間の中級講座を東京まで行って受けた。そのころになると、「ベンダントは不要なもの、霊力は上級を超えている」という声が聞こえた。そこで教える講師よりも霊力は上なのだという。

しかし、私が通う前橋道場の道場長が、熱心に中級を受けてくださいというので受けただけのことなのだ。本当にみなさん熱心なんだよ。どんなことを教えるのか聞いてみたかった気持ちもあった。

でも24時間霊と話ができるようになった私から見ると、正直言って大したことないというのが感想であった。こんな感想を言って、一生懸命な宗教団体のみなさんには申し訳ないとは思う。

この男性・女性の声になると、意識さえあれば24時間聞こえるのである。私は時間さえあれば、頭の中の霊たちと話をするようになったのである。

石油が無くなることを知って、世界の未来とか心配で、聞いたりした。そして、私のことを「とても変わっている」「あなたは霊だ」と何度も繰り返し話すのである。私のことを「いつでも寝ている」という。