神の「理論」に気付くと霊と友達になれる

この点に関して、私には思い当たることがあった。それは、私が1997年ごろ自己啓発である装置を使い、脳活動がうたたねしているとき出るアルファー波(α波)を意識してよく出せるように訓練したことだ。

この装置は、願望実現のための成功回路をしっかりと形成するのが目的で、費用は掛かるが、やる気があればだれでもできる。全部実施すると1年間ぐらいかかる。プログラムは成功のためのいろいろなノウハウで、安定したα波を出すのは1か月ぐらいでできる。

それまでは、いろいろ考えるときにでるベータ波(β波)である。どうやら数万名の宗教団体員の中で、この能力開発をしたのは私一人のようだった。

道理で最初から手かざしを受けても、他の人のように意識がもうろうとしないのである。手かざし中の私は、脳の活動は眠っているのに、意識がはっきりしている。おそらくこのことで、意識さえあれば24時間男性・女性の霊の声を聞くことができるのだろう。

今2019年の11月だが、もうまる二年間この状態である。いろいろ頭の中の霊たちと話している内に、神や霊との話にはルールがあるとわかってきた。それをこの新神論でまとめてみた。今までとは違った見方をするようになるだろう。

地球や宇宙とは別に、神について、お話しようと思う。なぜ、科学的な内容が終わった後に、神について話すのか?それは、あまりにも多くの宗教があり、その宗教の大半が自分たちの神が一番だと言っていることに、私がたいへん疑問を持っているからである。

UFOに乗っていろいろな宇宙人がいると言っているのと同じで、存在に疑問を持ったからだ。私自身は、神の存在を信じていて、その神は全宇宙でひとつと思っている。

だが私の考え方は、これまでの宗教とは違った見方をしている。私は大学時代、電気工学を学んだ。電気は見えないから理論がとても大切なのである。電気理論を正しく理解できていないと、電気を使って明かりを付けたりすることができないからだ。

神にも理論がある。この理論に気づけると霊は友達になる。

※本記事は、2021年7月刊行の書籍『新地球論―新宇宙論―新神論』(幻冬舎メディアコンサルティング)より一部を抜粋し、再編集したものです。