【前回の記事を読む】幽体離脱を否定。人の魂は天国に移動しないと言い切れる理由

最近入れ替わった神

新しい神は、これまで無限に入れ替わってきた神がいる神霊界が、人が思い描くような天国ではなく、とても空虚な世界だと気が付いたのだ。神が人間でいる間に、神霊界が空虚な世界だと気が付いたのだ。絶滅する人類の最後の人間が、創る神霊界である。空虚なのが当たり前なのである。

天国は人々が考えた世界であり、実際の神霊界はとても空虚である。どこまで進んでも砂漠が続くような世界なのである。なんでこんなむなしい世界なんだろう。これでは神自身が空虚になるではないか。なぜ神なんかしているんだ。答えは「これでいい」という返事なのだ。

あきれた。本当にあきれ果てた。これが神の本当の心なのかと思ったのである。これまでの神は、人間のとき、何も考えずに死んだのだ。こんな空虚な世界で歴代の神たちは、無限の時を過ごしたのか。

絶滅した人類がいたら、すぐ交代する気持ちがわかる。むなしくて交代したいからだ。交代すれば眠れるからなのだ。

新しい神は、空虚な世界が嫌いだ。新しい神は、想念力でいろいろなものを創りだし、空虚な神霊界を、楽しみ、喜び、愛で満ち溢れた世界に変えてしまった。

具体的な言い方をすると、最初に、新しい神は、妬み、怒り、恨みなどの感情を箱に入れて、二度と神霊界に出てこない様にした。この感情はマイナス要素でしかない。いらない感情である。これらマイナスの感情があると喜びなどプラスの感情が失われてしまう。

次に、想念の力を出す。リンゴを想像して、味までわかるような想念力である。食べ物の味を作ったのである。コーラ一杯というのではなく、一口の味である。これで無限の数の霊たちに、十分行き渡るのである。果物もリンゴだけでなく桃やみかんなども一口の味を加えたのである。霊たちに1個という物は、必要ないのである。おいしいと味を感じる感情がとても大切なのである。

神霊界は、感情の世界だ。物であふれる世界ではない。他にもケーキや普通の食事の一口味も加えた。うどんの味など、具がたくさんのうどんではなく、かけうどんの一口で十分なのである。