ぼくのきんぎょ
きんぎょは ねているし ちょっとくらい いいかな。
それに… いつも ぼくの じゃまばかり するのに
どうして きんぎょの めんどうを みなくちゃ いけないんだ。
そうだよ あそびにいこう!
ピシャーン
ガラガラガラガラ……
ゲームを していると とつぜん
まどのそとが ひかって おおきな おとがした。
かみなりだ!
ぼくのきんぎょ【第2回】
幼い弟に対する兄の複雑な心情をやさしく物語で伝える絵本
「ぼくのうちに なぞのきんぎょが やってきた――」
弟が生まれ、突然に「お兄ちゃん」という役を与えられる「ぼく」
少し意地悪な気持ちでやってしまうことに、後悔が生まれる。
弟、妹ができたお兄ちゃん、お姉ちゃんの言葉にしきれない複雑な心境に寄り添い、最後には温かい気持ちをくれる物語です。
ぜひ、美しい切り絵とともに、親子で読んでみてください。
本記事はよしださおり氏の書籍『ぼくのきんぎょ』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部抜粋・再編集したものです。
きんぎょは ねているし ちょっとくらい いいかな。
それに… いつも ぼくの じゃまばかり するのに
どうして きんぎょの めんどうを みなくちゃ いけないんだ。
そうだよ あそびにいこう!
ピシャーン
ガラガラガラガラ……
ゲームを していると とつぜん
まどのそとが ひかって おおきな おとがした。
かみなりだ!