まどから のぞくと そらが まっくろで
あめが どんどん ふってくる。
たいへんだ!
きんぎょが ねてる そばにある まどが
あけっぱなしだ!
ぼくは いえまで はしった。
どしゃぶりの あめのなか ぜんりょくで はしった。
※本記事は、2021年1月刊行の書籍『ぼくのきんぎょ』(幻冬舎メディアコンサルティング)より一部を抜粋し、再編集したものです。
ぼくのきんぎょ【第2回】
幼い弟に対する兄の複雑な心情をやさしく物語で伝える絵本
「ぼくのうちに なぞのきんぎょが やってきた――」
弟が生まれ、突然に「お兄ちゃん」という役を与えられる「ぼく」
少し意地悪な気持ちでやってしまうことに、後悔が生まれる。
弟、妹ができたお兄ちゃん、お姉ちゃんの言葉にしきれない複雑な心境に寄り添い、最後には温かい気持ちをくれる物語です。
ぜひ、美しい切り絵とともに、親子で読んでみてください。
本記事はよしださおり氏の書籍『ぼくのきんぎょ』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部抜粋・再編集したものです。
まどから のぞくと そらが まっくろで
あめが どんどん ふってくる。
たいへんだ!
きんぎょが ねてる そばにある まどが
あけっぱなしだ!
ぼくは いえまで はしった。
どしゃぶりの あめのなか ぜんりょくで はしった。