ぼくのきんぎょ
ぼくの うちに なぞの きんぎょが やってきた。


きんぎょは ちいさくて わがままで きにいらないことが あると すぐに なきわめく。

ひるでも よるでも かまわずに すぐに なきだす。
だから ママは きんぎょに つきっきり。
ぼくのきんぎょ【第1回】
幼い弟に対する兄の複雑な心情をやさしく物語で伝える絵本
「ぼくのうちに なぞのきんぎょが やってきた――」
弟が生まれ、突然に「お兄ちゃん」という役を与えられる「ぼく」
少し意地悪な気持ちでやってしまうことに、後悔が生まれる。
弟、妹ができたお兄ちゃん、お姉ちゃんの言葉にしきれない複雑な心境に寄り添い、最後には温かい気持ちをくれる物語です。
ぜひ、美しい切り絵とともに、親子で読んでみてください。
本記事はよしださおり氏の書籍『ぼくのきんぎょ』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部抜粋・再編集したものです。
ぼくの うちに なぞの きんぎょが やってきた。
きんぎょは ちいさくて わがままで きにいらないことが あると すぐに なきわめく。
ひるでも よるでも かまわずに すぐに なきだす。
だから ママは きんぎょに つきっきり。