ぶつぶつと 妻のカレーを 煮る音が 小言の如く 我に聞こゆる

 

初めての デートの如く 君は今 はにかみながら コーヒーを飲む

 

若き日に 見る人ごとに 褒められし 雪牡丹のよう 妻の白き手

【友よ、妻よ】

※本記事は、2012年6月刊行の書籍『日々、燦々と』(幻冬舎メディアコンサルティング)より一部を抜粋し、再編集したものです。