蕗の薹 摘みて貴女に 籠いっぱい 届けし朝の ペダル軽やか

 

霧晴れて 君の笑顔が ふくらんだ 箱根の山は 雲に浮き出て

 

夜深き 城址に浮かぶ 赤橋を 妻の手をとり そろり渡りぬ

【友よ、妻よ】

※本記事は、2012年6月刊行の書籍『日々、燦々と』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、再編集したものです。