一家に一枚

婚姻届の届け用紙は記憶にないが、最近お世話になった離婚届。

薄い、本当に薄い。

「こんな紙切れ一枚で」とよく聞く話。

離婚届、書き間違いを考え予備に二枚持っていく人。

それとは別に離婚をほのめかす(私はいつでも別れる覚悟はあるのよ)。一種の脅かし。

お守りのように用意する人。

それらをザックリ計算すると、かなりの枚数がいる。

血税の無駄使いにならないように、紙を薄くして枚数を増やす工夫をしているのか。

追伸

知人は離婚届にサイン、押印をしてテーブルの上に。

もちろん別れるつもりは毛頭ない。

ただのお灸をすえる作戦。

「どうだ、参ったか」程度の事、遊び心もあったらしい。

朝、旦那様もサイン、押印してあったと電話で泣いていた。

 

離婚旅行

離婚旅行という名目で広島へ。

随分前に予約していたので、キャンセル料がもったいないので出かけた。

山陽地方も素晴らしくいい所で、ついつい離婚旅行の名目も忘れ、はしゃいだ私。

話しかけるが、返事がないので振り向くと知らない人だった。

そうだ離婚旅行だと、現実に戻された。

原爆ドームも、性格の違う二人、興味も違う。それが二人の距離なんだと再確認。

夜、お好み焼きへ出かけた。隣の若い夫婦と仲良くなった。

離婚旅行だと説明すると、若いご主人が元夫に

「不倫は相手にわからないようにすることが、最大のエチケット」と力説していた。

(ごもっともな意見)

追伸 

帰途の飛行場で、本当に離婚をするんだ、夫婦でいた長い時間がこれで終わるんだと、

寂しいような気分になりかかった。だが、

ものすごいオーラが後ろから。振り向くと先日観たばかりの映画「怒り」に出演していた、

個性派俳優のMさんがいた。テンション爆上がり。

そして一瞬で離婚旅行の記憶は消えた。