生きること 終うこと 寄り添うこと

矢野 博文
出版社名:幻冬舎
発行年月:2021年1月13日
ISBN 9784344932920 判型 新書198ページ
価格800円+税
「最期までわが家で過ごしたい」
そんな願いを叶えるために、何ができるだろうか――。

麻酔科医から在宅医へと転身した著者が綴る、患者とその家族の心温まる21のエピソード。
目次
  1. はじめに
  2. ①Aさん 八七歳 優しき心の頑固じいさん
  3. ②Bさん 七三歳 腸閉塞でも食を楽しんだネグリジェ佳人
  4. ③Cさん 一〇〇歳 最期まで「食」を子どもたちに教えたスーパーおばあさん
  5. ④Dさん 六八歳 もう一度、息子に食べさせたい……
  6. ⑤Eさん 七三歳 Eさんの一番長い夜
  7. ⑥Fさん 八四歳 生命はいったい何で支えられているのでしょう?
  8. ⑦Gさん 九〇歳 ワンマン亭主ここにあり
  9. ⑧Hさん 八八歳 家族の責任
  10. ⑨Iさん 八〇歳 淡々の達人
  11. ⑩Jさん 四四歳 アスリートとして、夫として、そして父として
  12. ⑪Kさん 九三歳 人間関係が作れない……
  13. ⑫Lさん 五八歳 介護力ほとんどゼロ……どうしますか?
  14. ⑬Mさん 六八歳 神経難病という出口の見えないくらいトンネル
  15. ⑭Nさん ささやかな物の中に幸せは宿る
  16. ⑮Oさん 八九歳 難渋しますね、認知症患者の方針決定
  17. ⑯Pさん 八一歳 病院から入院拒否された人が自宅に帰ってきた!!
  18. ⑰Qさん 五四歳 治療法を選択する権利は私たちにあるはずです
  19. ⑱Rさん 八四歳 家族の愛は海よりも深く
  20. ⑲Sさん 八一歳 医療・介護者が立ち止まるとき
  21. ⑳Tさん 八五歳 病気はまったくの「悪」なのか?
  22. ㉑わすれ得ぬ出会い 二人の恩師

掲載記事

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著者詳細

矢野 博文
医師
1957年7月徳島市生まれ。1982年川崎医科大学を卒業。以後病院で麻酔科医として勤務。
2005年3月よりたんぽぽクリニックで在宅医療に取り組む。休日は釣りなどをして海で過ごすことが多い。