六本木のダンスフロアでDJをしている翔一。彼は仲間と何気ない生活を送っていた。 ある日、とある女の子のリクエストに応えると彼女は話しかけてきて……。 心熱くするミュージック、ダンスフロアでのテリトリー、そしてドラッグの影と追いかけた夢―― 夜に混ざり合う濃密な人間ドラマを、懐かしのプレイリストに乗せて描き出す。 音を感じる青春小説。