吉澤 公寿

1961年東京生まれ。私立暁星学園から立教大学文学部フランス文学科を卒業し、父親の高野将弘か経営するタクシー会社、グリーンキャブの役員に就任、学芸員資格を取得し、マリー・ローランサン美術館の担当となる。1988 年フランス共和国文化通信省の実習生としてパリ第9大学で文化金融・経済・マネジメントの研修を修了。
現在グリーンキャブ・グループの常務取締役、およびマリー・ローランサン美術館館長。パリ、スイス、マルティニ、台北、台中、ソウル、ニューヨークなどでのマリー・ローランサン展のコミッショナーを務め、国内の多くの展覧会にも協力をしている。2005年にフランス政府からフランス文化紹介の功績により芸術文化勲章シュヴァリエを叙勲されている。
またボルドーワイン騎士団であるコマンドリー・ド・ボルドー日本地区会長補佐、サーブルドール騎士団副大使の他、サンテミリオン・ジュラード騎士団、メドック・ソーテルヌ・ボンタン騎士団、ブルゴーニュワイン騎士団、 シャンパーニュ騎士団、シノンワイン騎士団、カルヴァドス騎士団、シャトーパルメ名誉騎士団、カスレアカデミー、フランスチーズ鑑評騎士団などから称号を授与されている。

掲載記事

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書籍

  • マリー・ローランサンとその仲間たち
    吉澤 公寿
    出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
    1920年代、エコール・ド・パリの女流画家として活躍したマリー・ローランサン。女性が画家として名を上げるのが厳しい時代に、どのようにして成功したのか。彼女を取り巻く155名とそのエピソードから、その様子を垣間見る。