エッセイ エッセイ 食品 2022.04.14 世界が注目する台湾の高級茶を求めて。麗しの国フォルモサへ! 紅茶列車で行こう! 【第14回】 田中 哲 “紅茶”産地の疑似体験ツアーへ、いざ出発――。 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 本記事は、田中哲氏の書籍『紅茶列車で行こう!』(幻冬舎ルネッサンス新社)より、一部抜粋・編集したものです。 【前回の記事を読む】紅茶作りは進化する…モダンなセイロン茶の上質な味わい 紅茶産地キャンディと素敵な蝶 セイロン紅茶の父、ジェームス・テイラーが最初に茶栽培に取り組んだキャンディのトピックご紹介。 [写真1]古都キャンディにある仏歯寺 [写真2]古都キャンディにある仏歯寺。本殿には、仏陀(お釈迦様)の歯が祀られているとのこと [写真3]スリランカを代表する美しい蝶、テンジクアゲハ。英名Blue Mormon。1992年Nov. Kandy(キャンディ)のラベル。スリランカは敬虔なる仏教国。よって殺生はいけないことだそうで、なかなか手に入らない標本
エッセイ 『59才 失くした物と得た物』 【新連載】 有村 月 結婚してから35年、「愛」はなくとも「情」は生まれる ダンナが死んだ―まさかの現実。自覚はなかったが、この時から私の「おひとりさま」は始まろうとしていたようだ。たしかにダンナは肝臓の数値が悪いと1ヵ月半入院したものの退院、体力も少しずつ戻りはじめ還暦祝の1泊旅行もし、そのたった1週間後にはこの世からいなくなるなんて、頭の中のすみっこにさえなかった事。よくいう野球の九回裏2アウトからの逆転満塁ホームラン的な。その1年半前、最愛の母が「くも膜下出血」で…
小説 『柴犬回想記 真珠湾の静寂vsワシントンD.C.の喧噪』 【第15回】 坂田 憲治 日本の役所が法案や改正案で好んで使用する「…等」と同じ「subject to」「of course」 〈我輩の違和感〉●「米国の修正を経たる後」と訳されているこの日本語案は明らかに無理がある。subject to という条件は「米国側だけ」ではなく「日米双方」に同時並列に付く条件で時間の後先はない。しかもその条件が「米国側は修正」に対し、「日本側は公式・最終決定」と両国で異なるところに問題がある。これは「日米共に相互に修正条件」とするか「日米共に相互に公式且つ最終決定条件」とするかいずれかにすべ…