第二章「法政大学」に進み、初めて警備会社に、就職する

僕が合格したところは、法政大学・経済学部/経済学科だった。私立大学なので、(3教科/英語・日本史・国語)しか勉強せずに、僕はなんとか合格したのである。それでも、6大学では有名な方でもあり、プロ野球などの世界では、超有名人もたくさん輩出(はいしゅつ)している大学だったので僕は大変満足した。

同級生には何と、後に巨人のエースピッチャーになる有名な「江川卓」君がいた。だが、体育の授業用のグラウンドにいるのを見掛けただけであったが、僕は同級生達と一緒に明治神宮野球場に江川君を応援に行った事がある。

大学の入学式は「日本武道館」で行われ、桜花の満開の時季に入学式があり、そこで大学生活を始める為の色々な手続きをした。

そこから僕は直接千代田区富士見の法政大学本館まで、漫(そぞろ)歩きでたどり着き、正門をくぐって構内に入ろうとしたら、自治会の人達に呼び止められたのだ。

大学ではその頃下火になってはいたが、学生運動の活動家が大学を自治と称し治めていて大学の規則やサークルに関する事、その予算に関する事などを大学職員や教授との折衝(せっしょう)に当たっていて、自治会という組織は一部の左翼系過激派達に乗っ取られていた。

入学式が終わって直ぐ大学構内に入って行き、他の人は呼び止められないのに、僕だけ呼び止められてカチンと来た。でも真新しい学生証を提示して難なく構内に入って行き、まず僕は、高校生の時に一定の成果を上げていた美術の世界で何かをやろうと思い、美術部なるものが構内にないか?と探したところ、図書館棟の脇のコンクリート打ちっぱなしの建物の中に美術部室があるらしいとの事で、そこを訪ねた。