14. 思い出

こんなことを誰かが言っていた

「いつ思い出しても胸がキュンとなり

心が温かな想いで満たされていくような

素敵な思い出をひとつ持っていたとしたら

その後の人生がどんなに辛いものだとしても

その思い出だけで一生幸せに生きていける」

そんな思い出を
今からでも少しずつ創っていきたい

15. ヴィーナスが埋まっている

「この岩にヴィーナスが埋まっている!」

ライン川を下る船から岸壁を見て

ミケランジェロが叫んだという

「君の中にヴィーナスが埋まっている」

君を見ながら心の中でそう叫ぶ

人は皆 自分の中にヴィーナスが埋まっているのだと思う

ただ ミケランジェロがなかなか現れないだけだ

僕は君にとってのミケランジェロになりたいと

切に思う

16. 愛している そしてありがとう

「愛している そしてありがとう」

誰かを対象にして言っているわけではない

夜寝るとき

最近 よく頭の中でつぶやいている言葉である

この言葉を言っていると

心が温かくなり 力が湧いてくる

言霊と言うのだろうか

言葉自体が持っている力を感じる

世界で最も美しくて

最も心に響く言葉ではないだろうか

※本記事は、2021年2月刊行の書籍『窓ガラスが鏡に変わるとき-文庫版-』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、再編集したものです。