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窓ガラスが鏡に変わるとき－文庫版－【最終回】
「自分」とは何か―。この1冊を読めば、「生きる」ことに対する視点が変わる。
大学2年生、僕は旅に出た。到着早々、見ず知らずの土地で味わった挫折。
どこに向かうでもなく飛び乗った列車内で発見したこと―
それは、「今見えている世界は自分を映し出したものである」ということだった。
自身の意識が変われば周囲の世界も変わる。
人生における発見から生まれた、珠玉の詩・エッセイ集。
「自分」とは何か。大学2年生、僕は旅に出た。到着早々、見ず知らずの土地で味わった挫折。どこに向かうでもなく飛び乗った列車内で発見したのは、「今見えている世界は自分を映し出したものである」ということだった。自身の意識が変われば周囲の世界も変わる。島至氏の、人生における発見から生まれた、珠玉の詩・エッセイ集『窓ガラスが鏡に変わるとき－文庫版－』（幻冬舎ルネッサンス新社）より一部を抜粋し、紹介します。
人生には
今 その人が必要なステージが常に用意されている
人生に無駄なことや無意味なことは起こらないのだ
すべての物事は
その人に必要だから
起こるべくして起こり
出会うべき人に出会うようになっている
人はより高く より大きなステージに立ちたいと思うのだが
自分からはそのステージには立てない
ステージは周囲が用意してくれるのだから
今のステージで最善を尽くすことで
周囲に認められて
より高いステージが用意されてくるのである
今の状況 今の環境に腐っていてはダメだ
逃げてもダメだ
今のステージで最善を尽くすことによって
より高いステージに導かれていくのである
