松…そうなん!?

竹…長葱ながねぎを探していたら~、

松…ふむふむ。

竹…なんと泥葱どろねぎが置いてあったんやね。

松…畑から抜いて来て、

竹…そうそう。

松…どろのついたまんまのやつね。

竹…その通り!! 自然のままの新鮮しんせんさをそのまま食卓へお届けします。はい。

松…で!?

竹…スタイル抜群ばつぐんの…、スーパーモデルが…、どろのおねぎを買って、スーパーカーに乗って…、帰ってゆきました。じゃんじゃん。

松…おいおい、ちょっと待てや。スーパーマンはどうなった!?

竹…あっ!! 忘れてた。

松…健忘症けんぼうしょうかいな!?

竹…アホか!!

松…じゃ、忘れん坊将軍!?

竹…まあ、そういうことにしておこう。

松…そこは威張いばるとこやない!!

竹…で、忘れられたスーパーマンは助手席で待っていたわけや。

松…ひとりさびしくか。

竹…スマホ・ゲームで時間つぶしや。

松…アホか!! 荷に物もつくらい持ったれヤ。なまけもんのスーパーマンやな。

竹…まあそういうな。買い物はねぎだけやし。

松…いやあ、しかし、実にスーパーな話やな…。

竹…そやろ。

松…スーパーマンが全然活躍かつやくせんあたり、実に感動的やなあ。なみだが出てくるわい。

竹…お前、意外と違いのわかるやつやったんやな。

松…当たり前やがな。

竹…なんで!?

松…オレはスーパーサイヤ人やから。

竹…もうええで。

終わり

※本記事は、2020年12月刊行の書籍『奇跡の軌跡』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、再編集したものです。