どんなに素晴らしい行いをしても、その見返りを求めた途端に地に落ちるという教訓です。

よく言われますが「人は見る人が見ると一瞬で分かる」という言葉があります。経験を積み、人生を苦労して第一線で活躍されている方は人が見えるものなのです。人との出会いでは緊張しすぎることはありませんが、油断は禁物です。

3 ファミリー

理想のファミリーってどのような家庭でしょうか?

世代によってもお子さんがおられるかどうかによっても千差万別と思います。絶対の答えはありませんが、ルールは多々あると思います。私が心がけてきたことですが、お互い甘えずに独立心を持って接することと思います。

お子さんがおられる方は、あまり子供に期待をかけすぎるのは良くないと思います。特に学歴偏重が過ぎるのはどうかと思います。

私も10年ばかり大学で教鞭を執ってきましたが生徒の出席を取るときは生徒に次の3つを守ってもらっていました。

・姿勢を正す

・笑顔を作る

・大きい声をだして「はい!」と真っすぐ手をあげる

なにか小学生に言い聞かせているようですが、この基本がすごく大切と思います。

少し話がそれますが、「人の第一印象を決定する3つの要素」で有名な「メラビアンの法則」というのがあります。

視覚(見た目、しぐさ、表情)が55%、聴覚(声の大きさ)が38%、言語(会話の内容)が7%と言われています。

先ほどの3つはとても大切なことで、面接を受けるときなどは必ず生徒に言い聞かせていました。特にファミリーに対しては教育というより他人に対しての最低のマナーや振る舞いを大切に守るよう意識してきました。

以上えらそうなことを述べておりますが、こと私に関してはこんなに長いリードを付けて自由に泳がせてくれた鵜匠の様な奥様には感謝しかありません。