ユタの肖像

いずれも地方の主要都市とはいえ小さな町から出て来たあなたたちは、三歳の幼児のごとく手当たり次第の知識欲冒険心にそそのかされ、訳もない自信と野心に溢れていた。

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未知の世界であればあるほど、そこに扉さえあれば開けて踏み入って見たい野放図な好奇心は恐れを知らなかった。三人は夏休みの帰省を遅らせた。

ユタで落ち合った一仙と二人の弟子たちは、あなたが思い描いていた通り、世俗をものともしない哲学的な妖しさを放って現れた。あなたたち三人に合わせたかのような数の一致は、ふとあなたを不安にさせたが、あなたはすぐにそれを忘れた。

まったく知らない世界、異次元の世界へ、導かれ魅惑される歓びと興奮にたちまち充たされたからだ。