『掛け合い漫才小説』より、『黒い太陽の漫才(まんざい)

後輩(こうはい)…先輩(せんぱい)!! 大変です。太陽が黒くなっています。

先輩…そか。耐用(たいよう)年数が切れたようだ。(ホントはただの皆既日食(かいきにっしょく)だけどな……。)

後輩…えっ!? 太陽にも耐用(たいよう)年数があるんですか!? 永久(えいきゅう)に不滅(ふめつ)じゃないんですか!? 長嶋茂雄も言ってました。巨人軍は永久(えいきゅう)に不滅(ふめつ)だと!!

先輩…バカもん!! 太陽は、巨人の惑星(わくせい)じゃない!! しかも、恒星(こうせい)だ。

後輩…黒くなっちゃった太陽どうします!?

先輩…リサイクルに出すか。

後輩…じゃ、今の太陽はお役御免(やくごめん)ですね。これからはどうするんです!?

先輩…適当に調達(ちょうたつ)すればええ。

後輩…そんなこと出来るんですか!?

先輩…太陽はいっぱいだからな。

後輩…アラン・ドロンですね。

先輩…良く知ってるな!!

後輩…そりゃ、良く似(に)てるといわれますから。

先輩…どこがや!?

後輩…全部です。

先輩…知らんがな。

終わり

※本記事は、2020年12月刊行の書籍『奇跡の軌跡』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、再編集したものです。