自粛生活に勝つ

毎日、充実感を感じることは難しい。工夫が必要だ。変わらない毎日を過ごしている人は、ことさら充実感を求めていない。いつも同じ心で日々過ごしている。

充実は後から感じることが多い。充実は限られた時間の中で、最大に近いことを行ったときに感じる。

たっぷり生きた気分になる。悪い要素は一つもない。人は充実感を楽しむことができる生き物だ。

充実するのがいやな人はいないだろう。特別なことはせず、平凡に生きていても、当たり前に生きているだけで、充実感を感じられる人は最高だ。

ただ時間の流れに任せて生きている人は、「そんなことはどうでもよい」と無気力になっていることがある。充実感を得るには、その前に意欲が必要である。

意欲があるからこそ、充実が感じられる。意欲がなくなったら、ただ生きている状態に陥ってしまう。体は生きていても、魂は眠っている状態だ。充実感を感じるのは魂だ。

人は同じ生活を続けていると、意欲をなくすことがある。単調で安定した生活は意欲を奪う。学校、会社、社会的活動、家庭内で意欲を持ち続けるには、とりあえず、次の三つの項目を考えてみよう。考えるだけでよい。意欲を持ち、維持するためのチェックポイントになる。

①精神的な若さ。
②関心事を広げること。
③目標があること。

元気のない人はゆっくり休んで、「自然回復」を待つことだ。リセットすれば、必ず意欲が生まれてくる。そこから始めることだ。古いものを捨てることが意欲につながり、充実した気持ちで日々送ることに導く。

日常、行動は変わらないように見えても、心に充実感がプラスされる。それがいつも、「始まり」であり、元気な状態だ。