冬の鳥の よどのうへに舞ふ、冬の気のきはまりゆきぬ。ま黒き光(かげ)に

十二月
二十日

 

青膚の さざなむ淀の 押し照る 難波の海に入りゆくところ

十二月
二十日

 

冬ぐもるよどの虚空ゆ 黒き光(かげ)の 舞ひ降りきたりぬ中津の潟の沖に

十二月
十九日

※本記事は、2019年10月刊行の書籍『淀川。よ』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、再編集したものです。