あけぼのを よどを渡れり。中津の潟を 天も地もみづも色無き靄がかれる

十二月
十九日

 

よどのみづの中津蘆辺の、みどりいろの 泥よ沖辺の青よ、ゆたけき

十二月
十九日

 

不死の貌の朝ごとに生れ、蒼膚の さざなみに白き線条(すぢ)曳きにけり

十二月
十九日

※本記事は、2019年10月刊行の書籍『淀川。よ』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、再編集したものです。