2章 なりたい自分になる

自分を癒やす

「僕は自分を癒やしている」と書きました。そして言っています。

僕は離婚に関して、いろいろと悩んでいましたが、その問題を解決、そして悩みを解消することができました。僕の場合、自分を理解することが重要であり、自分を知った上で、徐々に問題を解決してきたのです。問題を解決した後、今度は自分を癒やすことに気持ちを集中したのです。

僕の考えている癒やしとは何なのか? 僕の心が安心するにはどうしたらいいのだろうかと考えました。そして、出てきた答えは「僕が楽しいと思うことをすればいいのだ」というものでした。

どうしてもつらい方、つらい方に吸い寄せられていた心が、方向転換して、楽しい方、楽しい方へと向かっていきました。僕はソファに座り、八〇年代の音楽を聴きながら、コーヒーをゆっくりと飲みました。

目をつむると、そこは、コンサート会場なのです。僕は、アリーナの最前列にいます。彼の歌声とパフォーマンスはまさに芸術です。僕はノリノリで楽しんでいるのです。そして「癒やされているなぁ」って思うのです。

「楽しいから、癒やされるよ」「マイケル今日も最高だぜー」って僕は手を上げました。僕は「あちー」って叫んで飛び上がります。

太ももから湯気が、床に転がるコーヒーカップ。「ふぎゃー」と言って、ズボンを脱ぎ、濡れタオルで太ももを冷やすのでした。

音楽でも癒やされるし、ゴルフをやっていても癒やされる。風呂に浸かっても癒やされるし、こうやって文章を書いていても癒やされるのです。それは、問題を解決できたこと、安心を感じられるようになったこと、僕が僕自身を癒やせるようになったということなのです。

気持ちを上げる

「僕は二枚目だ」と書きました。そして言っています。

恥ずかしいと思ってはいけません。恥ずかしいと思ってしまったら、子供に戻ったつもりで、言ってしまいましょう。子供って無邪気で、何でも言ってしまうでしょ。

そして、自分のことをかっこいいって思っているでしょ。純真無垢なあの頃に戻って言ってみてください。

「豚もおだてりゃ木に登る」って『ヤッターマン』でやっていましたよね。かわいい豚が木に登っていきます。

もちろん僕は豚じゃないですよ。でも、おだてられると有頂天になるでしょうね。つまりはその気にさせる力を言葉は持っています。

僕は二枚目だと言っています。二枚目ってなんか古い表現ですかね。今は何て言うのですか? イケメンとかイカした男、ハンサムやかっこいいでもいいのですね。

とにかくそういう言葉で自分を鼓舞しましょう。人間おだてに弱い。僕もおだてられりゃ木だって登っちゃいますよ。とにかく遠慮しないで言いましょう。

とにかく輝いちゃいましょうよ。遠慮しないでというところがみそなのです。

日本人は謙虚過ぎるくらい謙虚ですよね。自分を卑下してしまう人もいます。人前ではそうした方が生きやすいのでしょうから、それはそれでいいのです。

それでは自分の部屋に一人でいるとき、鏡に向かいこう言ってみましょうよ。「僕は二枚目だ。僕はハンサムだ。僕はかっこいい」「私は綺麗だ。私は美人だ。私はビューティフルなのよ」

鏡の前のあなたが、鏡の中のあなたに言うのです。「かっこいい」「綺麗だ」って言ってくれた人に「ありがとう」と言えばいいのです。別に木に登ることはないのですが、気持ちは上げていきましょう。

※本記事は、2019年6月刊行の書籍『「つらい」と思っている人へのエール あなたは本当に魅力的な人間ですね』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、再編集したものです。