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CHAPTER2 内視鏡検査があなたの胃腸を救う

大腸内視鏡検査を受けることになったら

内視鏡検査の痛くない、つらくない工夫

体の中にカメラを入れることを想像するだけで怖いとか痛いと思ってしまう人は多いと思います。実際に多くの患者さんが同じようなイメージを持って、恐る恐る私のところに診察に来ます。なかには怖くて手が震えている方もいるほどです。

これほどインターネットで多くの情報に触れる機会があっても、身近な人から「内視鏡検査はつらいよ、痛いよ」という声を聞いてしまったら、それが内視鏡検査のイメージとして定着してしまいます。

しかし先にも述べたように、内視鏡検査はとても有効な検査です。私自身も定期的に受け、「異常なし」とわかることで、「またこれから1年頑張れるな」という気持ちになります。こうした安心感を得られることも、検査をする大きな意味なのです。

 

検査を受けていただくためには、いかに患者さんが苦しくなく検査を受けられるかが重要です。その結果、定期的に検査を受けていただくことが大切だと思っています。当院では内視鏡検査のリピーターも非常に多いのも特徴。つらくない検査だからこそ「来年も受けよう」となります。そのために次の5つの工夫をしています。

鎮静剤で挿入時のつらさを軽減

挿入時の痛みが心配な方には必要に応じて鎮静剤を使用して検査を行います。意識がぼんやりしている間にカメラを入れるので、痛みを感じることはありません。

下剤の種類を豊富にそろえる

検査当日に大腸をきれいにするために専用の下剤を内服します。下剤は4種類を用意しています。患者さんの症状や便通の程度、基礎疾患の有無などを伺って体に最適なものを処方しています。