【前回の記事を読む】漢字の故郷、中国では失われつつある?文字の成り立ちや意味の重要性

第三章 人間関係の極意のことば

徳不孤必有隣(とくはこならずかならずとなりあり) ―論語―

「徳」とは道徳の基を為すものです。日常の中で人と人との間で実践と共に学んでいくべきもの。孤独なものではなく、むしろ人との関係を深めるのに必要不可欠なものです。

「隣」は連なりを意味するもの。必有隣は、人との関わりの大切さを表しています。人との関わりは、お互いへの配慮があってこそ。独り善がりのものではない事を心に刻みたいと思います。