韓国の子どもたちが英語で書いた感想文

2010(平成22)年夏の来日の時、合宿に参加していた1人の韓国人の男の子がシートのタイトルを指差して、“What’s this? (これはなんですか?)” と英語で聞いてきました。その夏の韓国の子どもたちは大人にも英語で話しかけてきました。会の終わりに書いてもらう感想文用紙の表題は日本語で「感想文」と書かれ、下に英語が添えられています。

“Impression” という英語を指差して「イムプレッション」と読み上げると、うなずいて感想文を書き始めました。覗き込んで見ていると、英文で書いています。つまり彼は“Impression” は読めないけれど、聞くと意味がわかるのでした。

彼が記した英文を紹介します。英語を教えている人が読むと、正確な英文ではありませんが、言いたいことは十分に伝わってきます。日本文だとしたら、平均的な小学校2年生ぐらいの文章に相当するでしょうか。

(2010年夏グロウバル国際交流キャンプ 信州高遠少年自然の家にて)

小5 男子

Um…, it’s very funny time, so I’m happy, andhere’s foods are very good so I’m happy, and here’sbathroom is very good so I’m happy, and here’sbedroom is very good, so I’m happy.

(機関紙『グロウバル』No.100 / 2010.8.25)

韓国の子どもたちは、キャンプの印象をほとんど全員が英語で書いてくれました。韓国語で書く子がいなかったのは、引率の先生の指導だったようです。他の子の感想文も紹介してみます。辞書も引かずに即座に書かれた文です。

小4 男子

It’s very funny, few bad. But it was very funny,good. But I was tired, but when I sleep I washappy. I like this camp.

(機関紙『グロウバル』No.100 / 2010.8.25)

(2008年夏グロウバル国際交流キャンプ 信州高遠少年自然の家にて)

14歳 女子This camp was funny as much as I thought.Leaders were very fun and good, and also programswere good too. And it was good to make lots ofglobal friends.The most exciting thing was candle fire. I sangLalala and Seoul.(ソウルオリンピックの歌:著者注)Our songs were bad, but fun because the teachers helped us. I want to come this camp again.

(機関紙『グロウバル』No.95 / 2008.12.25)

11歳 女子(メール)

Hi Chichan !, I am Lily. How are you doing? Iam fine. So I want to see. Come to my house. I am11 this year. Thank you for your presents, photoand letter. I am doing to move to Seoul. I move thehouse. I teach my address. Please do not hurt evenstay healthy this year. I want to see 二人a Chichanmusical. Chichan your (you are を音の通りに書いたらしい: 著者注)good for Korean. I am not good aJapanese. I am ashamed. See you again. Bye bye.From Lily(Lily は自分のニックネーム:著者注)

※原文のまま(機関紙『グロウバル』No.99 / 2010.3.25)

受信者のChichanことH先生の話によると、パソコンの翻訳機能を使ったところもあるかも知れない、とのことでしたが、調べる手段を知っているのは素晴らしいことだと思います。小学校3年生から始めて、中学、高校と学習を進め、韓国の英語教育は確実に成果を上げています。