◆カブールの滞在事情

カブールには2月16日~3月1日の14日間滞在した。ここではインドのビザ取得をするのと、パキスタンに行くためにカイバル峠が春になってオープンするまで待っていた。(カブール→パキスタン・イスラマバードは飛行機58ドル、バス29ドルなのでバスで行くことにしてここカブールでカイバル峠が開くまで待つことにする。)かつてのシルクロードの東西の文明の十字路のように、カブールには世界中の若者が滞在し、ホテルや食堂も英語が通じる。アフガニスタンの食事は日本人の味覚にとても合う。そして下表の『中近東での1日の使用金額』に示すように安い。そのためこれまでの中近東各国で満足に食べられなかった分を取り戻そうと、よく食べた。

その中で1番の贅沢は朝食時の蜂蜜。ホテル代は100円なのに、蜂蜜240円ととても高いが時々奮発して楽しんだ。
 


◆ヘラートのパン屋

 

①パンの粉をこねる、②秤で計って同じ大きさにする、③さらにこねる、④地中に埋め込んだ壺の内側に張り付ける、⑤焼きあがったパンを壺から取り出す、の作業を4~5人で行っている。

※壺の底には薪を燃やした後の

()きを入れて熱源にしている。

◆イラン~アフガニスタンの国境

 

アフガニスタンからイランに入国するための手続きを待っているトラックの列。

◆カブールの路上の床屋

 

カブールではこのように床屋や靴磨きなどのサービス業的な業種が集まって、店舗を持たず路上で商売している。その光景は圧巻である。