自己とは何なのか?

意識・自我・心についての神経科学的考察
平野 丈夫
出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
発行年月:2021年12月15日
ISBN 9784344936584 判型 新書152ページ
価格990円+税
人生の岐路に立った時、誰もが一度は「自分はどんな人間なのか」と考えるのではないだろうか。
知っているようで、実は知らない「自分」とは――。
京都大学名誉教授の著者が、神経科学の視点から意識・自我の実態を探る。
目次
  1. 第1章 意識とは
  2. 第2章 医学的意識(第一の意識)
  3. 第3章 気づいているという意識・クオリア(第二の意識)
  4. 第4章 内省する意識・自我(第三の意識)
  5. 第5章 夢
  6. 第6章 精神疾患
  7. 第7章 「我」「心」とは?

掲載記事

著者詳細

平野 丈夫
東京大学理学部卒業、東京大学医学系研究科博士課程修了
医学博士、理学博士
東京大学医学部助手、米国カリフォルニア大学ロサンゼルス校医学部研究員、群馬大学医学部講師、京都大学医学部助教授、京都大学大学院理学研究科教授(平成29年4月から平成31年3月まで京都大学理学研究科長、理学部長)を経て令和3年4月から京都大学名誉教授
主な著書
「脳と心の正体:神経生物学者の視点から」東京化学同人、2001年
「何のための脳? AI時代の行動選択と神経科学」京都大学学術出版会、2019年