Stepup!

PPCとSEO対策はどちらが優れているといった事はありません。

SEOを軸に流入させる目的でも、余程コンテンツに自信がない限り、収支が±0かそれ以上になるのであればPPCを活用した方がよいでしょう。

また、広告用にLP(ランディングページのこと。広告などを経由して訪問者が最初に着地するページ)を用いる場合は、SEO対象サイトとは別ドメイン(サブドメイン)にする必要はなく、/lp/といった形で同ドメイン内の下層で運用したほうがアクセス数を稼げるのでドメインを育てるのにも効果的です。Googole Analytics※注1)等、GoogleAPIs※注2)のIDは共通のものを使い、/lp/にはcanonicalタグ※注3)でSEO対象ページ(メインサイト)に向けるのが理想的です。

SEO対策を成功させるには常に新しいものを検証・導入していく心構えが大切

SEO対策を行う際には常に新しいものを検証、導入していこうという心構えが必要です。

もちろん何でもかんでも組み込めばいいというものではなく、Googleの基本コンセプトを理解した上で、いいものを選択していく力を身につけることが大切です。

次世代フォーマットWebP

Google Page Speed Insightsのアラート項目の1つとなってから久しい「次世代フォーマットでの画像の配信」ですが、未だにjpegやpngのみで構成されているサイトが多くあります。サイトが正常にWebP化されている場合、Google Page Speed Insightsで対象URLを調査すると、次のように「合格した監査」として表示されます。

[図表2]合格した監査

※注1)Google Analytics(グーグルアナリティクス):Googleが無料で提供するWEBページのアクセス解析サービス。

※注2)GoogleAPIs:Googleが開発したアプリケーションプログラミングインターフェースであり、Googleサービスとの通信と他サービスへの結合を可能にする。

※注3)canonicialタグ:URLの正規化を行うためのタグ。主にコンテンツが重複した場合に用いられる。