霊能者(超能力者も含む)とはどういう人々なのか

世の中に霊能者と呼ばれる人はたくさんいる。宗教の創設者も霊能者とみていい。霊能者は、強い神霊世界のイメージを持ち、神や霊に尋ねる人々である。尋ねることは、純粋に困っている人を助けようとする意志である。

言い換えれば、信仰心を持ち、神霊世界を頭の中で、イメージできる人々である。神はそういう人に尋ねられると、答えてしまうのである。

利害関係の内容も答えるが、強欲ではだめだ。本当に困っていれば答えるが、正直言うとあてにならない。

神霊界のイメージとは、映像化した内容を頭の中に創り上げることで、宗教の本の内容を覚えることではない。リンゴを例にして述べるならば、まずは丸い形の輪郭が描けること。イメージ力が上がってくると、今度は、立体的な輪郭が描けるようになる。さらにイメージ力が上がれば、その立体的な輪郭に、リンゴの色が付く。もっとイメージ力が付くと、香りが作れるようになる。

最上段階になると、イメージ力で味ができてしまう。

神霊界のイメージ力とは、自己啓発における目標達成の訓練と同じである。違いは霊能者には、皆、信仰心が備わっている。

霊能者には、いろいろな分野の人々がいる。一般に、占い、健康不良の改善、国によっては警察の捜査への協力者などが存在するが、当然、どれも100%成功するものではない。しかし、人が困って霊能者に相談に来るので、答えているのである。

占いなら、人生相談、仕事相談、結婚相談などさまざまだ。霊能者は、相談に来られた方を本気で助けたいと思うから、神が答えるのである。その内容は、前項で述べるように、相談者が関係する人の意思内容を答えたり、神の特質上、尋ねた相談者が考えたこと、思ったことを答えるのである。つまり、あっている場合もあれば、違う場合もある。参考程度に受け取った方がいいだろう。

健康不良の改善は、なんだろう。人間が本来備えている免疫力を100%引き出しているぐらいかもしれない。この方法で改善する場合もあれば、改善効果がない場合もある。手遅れ状態は、健康は改善しない。まずは医師に相談することだ。

警察への協力は、相談者(被害者、または被害者関係者)が本気かどうかが大切だろう。相談者が信仰心のない人なら最初から答えない。相談者が信仰心があり、熱心で、霊能者が是非助けたいと思ったときに神は答えるが、犯人が死んでいる場合はわからないと答えるだろう。犯人が生きていれば、見つけることができる場合がある。

なんだか当たり障りのない内容だなあと思うかもしれない。共通していることは、相談する人は、信仰心が多少なりともないとだめなのだ。信仰心を持つことが大切なのである。

犬と会話する女性を、テレビでみたことがある。彼女は当然信仰心があり、動物への愛情が強いから、犬があたかも話しているかのように、神が語りかけるのだ。犬の霊が話すわけではない。

超能力者たちは、これまで述べた霊能者と同じである。宇宙人とテレパシィを使って、話をしている。これは、神が宇宙人と思っているものに変わって、自称超能力者に話しかけているだけである。予知についても(8)で説明したことになる。

自分は、何かの生まれ変わりだと言うのは、「あなたはXXXXXだ」と聞こえたから言っているのだろう。自分で思ったことをそのまま神が変わって話しただけなのだ。

だからといって、霊能者、超能力者を疎外するようなことをしてはならない。法律を犯すようなことがあれば罰するべきだが、彼らは、よく神霊界のことを考えるから神が答えてしまうのである。