ただし、作るのが少し面倒になり、開き側の先端に開き止めクリップを付ける必要も出て来ます。少し分かり難いと思いますが、開き加減にする一つの案を次の図に示します。

 

興味のある方はチャレンジされることをお勧めします。

ところで、生ごみ袋用クランプの説明に使った写真の右隅に出て来る白いものを見て思い出しました。これは、筆者が使っている自作の食器洗い用のスポンジです。

メラミンスポンジを切り取って、少し手を加えただけのものです。普通の食器洗いスポンジは汚れが目立って好きでないので、常に清潔感を出してくれるスポンジはないものかと思いメラミンスポンジを試してみましたが、不安的中で、直ぐ形が崩れボロボロになってしまいます。

やはり駄目かと、諦めかけていましたが、この生ごみ袋用クリップを試しているうちに、ふと上下面にスリットを入れたらどうかと思い付きました。

スリットとはイカの刺身の表面に入れる切れ込みのようなものです。試してみると、別に特別に丁寧に使っているわけではないのですが、不思議なことに型崩れを起こしませんし、局部潰れも起こしません。

コースター付きグラスの項でも述べましたが、メラミンスポンジは多少汚れている程度なら、家庭用洗剤をかけるだけで化学反応を起こしたかのように純白になりますから、使えるとなると魅力は倍増します。

安価ですし、作るのも簡単ですから、汚れが気になったらすぐ代えられます。新しいと純白でキュッキュッと言いながら汚れを取ってくれます。

現状の食器洗いスポンジに満足されていない方は一度試してみたらいかがでしょうか。定規とカッターナイフだけで直ぐ作れます。

参考までに、切れ込みが分かるようにした写真を示します。上下面に1~2mm深さの切り込みを格子状に入れるだけです。

 
 
 
※本記事は、2021年1月刊行の書籍『生物模倣工作のススメ』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、再編集したものです。