M57の琴座、リラ星

宇宙の創造神である「存在のすべて」が光を生み出し、自分に代わる親として、ヤハウエという霊的な存在を作った。

ヤハウエ自身は宇宙本源の愛に近付くために、自ら進化している存在である。究極的な愛を自らのうちに体現し、完成させていくことで宇宙の根源意識「存在のすべて」と永遠に一体同化することを願いとして成長進化している。

銀河人類が宇宙根源意識に目覚め、銀河人類として成長進化しようとする本能が誰にも働いている。

地球人類から観れば、ヤハウエや宇宙生命体は人間とは比較にならないほどの知性と霊性と能力を持ち合わせた存在である。ヤハウエの故郷は銀河系宇宙に最も近く、太陽系から二百五十万光年離れたとても進化したアンドロメダ銀河から、アンドロメダ宇宙種族を引き連れて銀河にやって来た。

ヤハウエはもともと銀河系宇宙外の存在として、原始宇宙人類の創造と進化に関わった存在であり銀河人類の祖である。ヤハウエは、リラ星人種を代表する十二の民族と百四十四の部族を統率する王の立場でもある。

地球人類の遺伝子には、ヤハウエをはじめとした十二支族の宇宙生命体の遺伝子が組み込まれている。「存在のすべて」は大地を造り、海を造り、地に植物を生えさせ太陽と月を造り、魚と鳥を造り、獣と家畜を造り、神に似せた人を造った。

こうして、遺伝子は光子が物質化したものであり、すべて宇宙の種族はあらゆる意味で繋がっている兄弟である。

ヤハウエは肉体を持ったリラ星人の神官として転生し、リラ人の親としてリラ文明を代々導いた。リラ星は宇宙で初めて生命を生み出した惑星の一つである。文明は非常に進んでおり、リラ星の年数で十の十八乗年もの時間を費やして最大の力を発揮させることに成功している。

リラ星にはピラミッド、石造建築、鉱物であるクリスタルによるエネルギー装置が存在した。地球上に築かれたピラミッドや各地の石像遺跡、古代海底遺跡は全て、リラ星の技術が受け継がれて作られたものである。地球に存在する伝統芸能や民俗文化のほとんどはリラ星の文化が時とともに変化していったものである。

リラ星には「一なる法則」が存在した。一なる法則とはすべてのものが一つであり、良いと考えるものも、悪いと考えるものもすべては表裏一体の関係であるという考えである。

現代人の考えは正しいか誤り、良いか悪い、両極端な引用の二極二元的な思考である。自分が創造神との一体性の中に居るということを知らない状態にいる。

人間が瞑想し、自然の中に居ることで分離の境界線が消え始め、ワンネスを体験しはじめて理解する。一なる法則が地球で様々な宗教へと変化し、一神教や多神教、偶像崇拝など、純粋な真理とは遠ざかることになってしまう。