松坂大輔・田中将大・桑田真澄の共通点は?

では、投手(ピッチャー)はどうでしょうか。松坂大輔(まつざかだいすけ)さん・田中将大(たなかまさひろ)選手・桑田真澄(くわたますみ)さん。この3人の名前にも共通点があります。

またそれぞれのお名前をローマ字にしてみましょう。

松坂大輔=MATSUZAKA DAISUKE

田中将大=TANAKA MASAHIRO

桑田真澄=KUWATA MASUMI

こちらの3人も苗字の最後と、下の名前の最初の母音が同じですね。

つまり、この方々も“なめらかネーム”なのです。

さらに現役選手ではメジャーリーグで活躍中のダルビッシュ(ゆう)選手や、ジャイアンツのエース・菅野智之(すがのともゆき)選手などが該当します。

特に最初に紹介した3投手は甲子園での優勝経験があります。高校野球では勝ち進めば勝ち進むほど連戦連投しなくてはなりません。しかも、高校生の時点ではまだ完成していないと言われている未熟な肘を酷使して……。

その結果、多くの甲子園優勝投手がプロ入りしてもすぐ野手に転向するか、長い2軍生活の末に人知れず引退してしまうのです。

しかし、桑田真澄(くわたますみ)さんはプロでもエースとして活躍しましたし、松坂大輔(まつざかだいすけ)さんや田中将大(たなかまさひろ)選手はメジャーリーガーにまでなりました。

これは推論に過ぎないのですが、良い名前は身体の発育を促進する効果があるのではないかと思うのです。

自分の名前を好きになれない人、良い名前だと思えない人は、名前がコンプレックスになります。自己紹介すらストレスになるのです(私もそうでした)。

人生で自分の名前と向き合う機会は幾度となく訪れます。その度にストレスを感じていたら相当な量になるはずです。それはやがて成長ホルモンの促進を妨げるということになるのではないでしょうか?

逆に“なめらかネーム”のような言いやすい名前の方はストレスを感じることなくすくすくと成長し続け、一つのスポーツに集中すると、プロのトップレベルにまで到達してしまうのではないかと思われるのです。

では、女性の有名な元アスリートはどうでしょうか?