昼休みになると、リハビリテーション室の治療台で、他部署のスタッフが昼寝をしていました。それにもかかわらず、私が治療台で仮眠を取ることは許されませんでした。

なぜ許されないのか聞いてみると、返ってきた言葉は

「川崎が治療台で寝ていたらリハビリ科が暇な部署だと思われるから」

というあまりにも納得できない一言でした。

そのため私はホコリまみれの倉庫の床にタオルを一枚敷いて、こっそり仮眠を取るしかありませんでした。私としても病気を抱えている以上、多少の協力が無いと人並みに働けないことは理解しています。

だからこそ、病気を抱えていても認めてもらえるように、思いつく限りのことは、全て実践してきました。

働く姿勢でも、知識やスキルの面でも、少しでも認めてもらえるような行動を意識していました。

それでも、上司へ病気のことで相談をしても、上司から返ってくるのは「病気に配慮している」という言葉でした。

当然ながら配慮いただいていると感じることはありませんでした。

そんな日々が続いたこともあって、当然ながら体調を崩すことがだんだん増えていきました。

好きなことにも興味が湧かなくなることから始まり、朝自宅の玄関から一歩が踏み出せないこと、患者さんと話すのも苦になることなど、徐々に仕事への影響も出てきました。

私自身が医療従事者ということもあり、心と身体に違和感を覚えすぐに病院を受診したところ、ストレスによるうつ病の診断がつきました。

比較的早期に診断していただいたため、生活への影響は少なくてすみましたが、うつ病につながるストレスの原因は明確でした。

医師のアドバイスもあり、一ヶ月間の病休を取ることになりました。