もし、人類が火星に移住したとしたならば

蛇足になりますが、地球における人口増加を解決するために系内の惑星への移住を考えることは(と言っても、諸般の条件を勘案すれば火星くらいしかありませんが)、科学技術や経済効率を無視しても最終的解決にはなりません。

なぜなら、火星の直径は地球の約2分の1ですからその表面面積は地球の4分の1でしかないことを考えても、火星に住むことのできる人口数は高が知れているからです。

従って、何れにしても、際限のない人口増加を放置することはできず、適当・適切に人類自らで人口数を管理する以外の方途はないことになります。

しなければならない解がわかっていても、それを実現できるかどうかは人類に突き付けられている至難である課題の内の一つです。