補助金のメリット

先行投資の出費を抑えられる

補助金は新しい事業を始める時や、今の事業を拡大したい場合にとても有効な手段です。その理由として、補助金をうまく使えば、先行投資の出費を大幅に減らすことができるからです。

先行投資とは言い換えれば、将来の事業の売り上げがまだ立っていない中で大きな金額を使うことです。その事業が確実に成功する保証はないわけですから、先行投資の支出を減らすに越したことはありません。

補助金の種類によりますが、多くの補助金は先行投資額の50%から75%が後から現金で振り込まれます。

例えば、あなたが600万円もの機械を購入して、新商品を開発する事業を考えていたとします。先行投資額の600万円は6年で資金回収ができると仮定します。ここで仮に先行投資額の50%が出る補助金が採択され、300万円出るとしたらどうでしょうか?

600万円を支払った数ヶ月後には300万円が支払われるため、資金回収の期間が半分の3年に短縮されますよね。単純に先行投資が半分で済むわけです。仮に600万円を支払うために借り入れをしていたとしても、1年以内に半額を返済できます。

一方、補助金を使わず融資だけの場合は先行投資額を回収するまでに6年かかり、その分の金利も支払わなければいけません。将来の事業を後押ししてくれる補助金は先行投資を考えている経営者の強い味方と言えるでしょう。

未来を考えるチャンス

あなたは普段、将来どうなりたいか考えることはありますか?もしかしたら、漠然とこうなりたいというイメージは膨らませているかもしれません。補助金を申請する時には、半ば強制的に、“根拠のある”未来像を思い描くことができます。

例えば、あなたがネイルサロンを経営しているとします。

 

少ないながらも、毎月黒字経営できていて、半年後には100万円ほど余裕ができそうです。このとき、さらに利益を増やしていくために、どんなことができるでしょうか?

ネイルを施術した後で、追加で眉毛を整えるサービスを提案したら良いかもしれません。 眉毛を整えるサービスを提供するためには、専門技術を学ぶための研修費用が必要です。あるいは、新しくスタッフを雇う必要があるかもしれません。

新しく眉毛を整えるサービスをつくるために、諸々の費用が100万円かかることがわかったとして、そのサービスは毎月いくら売り上げが見込めますか?その根拠はなんですか?

このように、今と将来像を比べて、どのようなことをしていくのかを一つずつ整理しながら計画を練っていきます。これが、補助金を申請する時に必ず必要な作業になります。補助金を申請することで、あなたが未来を考えるきっかけになるんですね。